近刊検索 デルタ

発売してから、どうですか(仮)

近刊検索デルタで発売前に話題になった本の、発売後の反響や売れ行きを追っかけます。月イチ更新(予定)
今回は、2017年10月から11月にかけてアクセスを集めた一冊です。

第4回:学苑社『成人吃音とともに』北川敬一

1.発売前の反応はいかがでしたか?

「近刊検索デルタ」でのランキング案内が1ヶ月ほど続いたことと、本書の取材関係者のSNSで、近刊案内をしてくださった影響もあり、ネット書店さんへの予約が集中し、多くの注文が入りました。

2.発売後の読者や書店からの反響をお聞かせください。

吃音(きつおん)のある当事者や家族、関係者から「勇気をもらった」という話を多く聞きました。また、吃音のある子どもの保護者や学校の先生方からは、「吃音のある人が、どのような職業に就いているかが参考になった」という意見も聞きました。

3.本書に続く企画などの予定はありますか?

「吃音」に関する書籍は、これからも定期的に刊行していきたいと思っております。吃音のある人の就労、吃音と合理的配慮、吃音を多面的・包括的に評価するアセスメントなどの企画を予定しています。

4.増刷の予定などがあれば、さしつかえのない範囲でお知らせください。

増刷までは、もう少し時間がかかりそうです。吃音のある人へのインタビューを収録したDVD(約1時間)が付いているので、3,200円+税という高めの設定なっていますが、吃音のある人が吃音のことをどのように考えているかを知ることができる貴重な映像となっています。

5.この本を読まれた読者にオススメしたい本はありますか?

医学書院の『シリーズ ケアをひらく どもる体 』(伊藤亜紗著)は、現在話題にもなっており、吃音を多面的に知るための本として、読み応えがあります。学苑社の『自分で試す吃音の発声・発音練習帳』(安田菜穂・吉澤健太郎著)は、北里大学東病院に勤務する言語聴覚士の著者が、実際に行なっている話し方の練習方法をまとめた本です。

お答えいただいた学苑社のSさん、ありがとうございます。切実な思いを広げ伝えていくために、少しでもお役に立てたらと思います。

「発売してから、どうですか(仮)」では、今後も、発売前に話題を集めた本の発売後を追いかけていく予定です。次回は12月中旬公開予定。ご期待ください。

成人吃音とともに

文章と写真と映像で、吃音を考える

北川敬一

2017年11月10日発売

978-4-7614-0795-7

学苑社

シリーズ ケアをひらく どもる体

伊藤 亜紗

2018年6月

978-4-260-03636-8

医学書院

自分で試す吃音の発声・発音練習帳

安田菜穂+吉澤健太郎

2018年3月8日発売

978-4-7614-0797-1

学苑社


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