遠見書房 我が社の一冊 2020
- ひきこもり、自由に生きる
- 宮西照夫
- 遠見書房
- 978-4-86616-115-0
出版社からのおすすめコメント
本書は,ひきこもり支援40年の名物精神科医・宮西照夫先生の実践的ひきこもり援助論です。ひきこもりは増加の一途をたどり,高齢化,多様化,孤立化が進んでいます。支援機関も充実してきたものの,なかなか適切な支援が届いていないのが現状です。宮西先生は大学での相談,病院でもひきこもり回復支援プログラム,訪問診療,居場所づくりなど,さまざまな手段でひきこもり支援を展開してきました。本書はその集大成。失敗したっていい,人生を丸ごと肯定する姿勢とメソッドが,今日も彼らの新しい出発を後押ししています。内容紹介
ひきこもり支援40年のドクターが描く なかなか真似のできない奮闘の記録と みんなに真似してほしい援助のメソッド!
いま,ひきこもり者は日本に100万人以上いるとされ,ひきこもりの長期化や高齢化,孤立化などが問題となっている。しかし,一口にひきこもりと言っても,ひきこもりに至った背景や状況はさまざまであり,その一人ひとりに適切な支援が届いていないのが現状である。
本書は,大学,病院,NPOで40年にわたってひきこもり回復支援に従事してきた精神科医が,ひきこもりをもたらす社会背景や病理,ひきこもりのタイプを整理し,ひきこもり者に届く支援の実際を豊富な事例とともに語ったものである。ひきこもり者が「自由に生きる」ことを取り戻すために何ができるのかを模索した実践的援助論。- https://tomishobo.com/